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vol.24


【第5回ワーク・ライフ・バランス大賞 優秀賞受賞】
株式会社資生堂 代表取締役社長

末川 久幸

1982年(昭和57年)入社。化粧品専門店の営業担当を皮切りに、本社で営業担当の研修や化粧品事業の戦略立案業務など国内化粧品事業の主要部門を経験。その後、経営企画部にて全社経営戦略を企画・立案。2007年、事業企画部長として国内化粧品事業の構造改革を陣頭指揮。2008年、執行役員経営企画部長。 2010年、執行役員常務。2011年4 月、代表取締役社長。


自己実現、組織成長、社会貢献の同時実現にむけて

 資生堂はお客さまの9割、社員の8割が女性である。つまり、女性の着眼点や発想を事業に活かすことが必須な企業である。そこで、90年代から社員個々の事情に合わせ多様な働き方ができる制度や、仕事と育児の両立支援を進めてきた。

 ワークライフバランスにより、働く意欲に沸いた社員が増え、男女を超えた人材の多様性が促されることで組織が強くなる。結果、誰もが労働を通じて社会的責任を果たしながら、仕事・家庭生活・地域生活・自己啓発ができるようになる。

 今後も社員がいきいきと持続的に働く環境を整えると共に、業務の棚卸や仕事の進め方を見直し、生産性を高め「仕事と生活の調和」の実現に取り組む。

 一方、社員も制度利用と共に、働き方を自己選択する責任の下、限られた時間の更なる有効活用が必要だ。時間は誰にでも平等。『何に対してどのように時間を使うか』優先順位を付け行動し、自ら描いた夢やキャリアの実現に挑戦することを願っている。

コラム一覧

女性リーダーへのスイッチ

第一生命保険株式会社 常務執行役員人事部長
武富 正夫

2015.04.22

女性をわざわざ管理職にする意味

NTTコミュニケーションズ株式会社 常勤監査役
小林 洋子

2015.03.24

日本も女性登用のモデルケースになれるのでは?

G&S Global Advisors Inc. 代表取締役社長
コーン・フェリー・インターナショナル太平洋地区最高顧問
橘・フクシマ・咲江

2015.01.27

候補者の多様性が第一歩

前多数国間投資保証機関(MIGA)長官
ウーマン・コーポレート・ディレクターズ日本支部共同幹事
小林いずみ

2014.12.18

真の女性活躍とは

ブルドックソース株式会社 
代表取締役社長 池田 章子

2014.11.20

二人の30%?割れないだろう!

連合 会長代行/NHK労連 議長 岡本 直美

2014.10.24

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