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パワーアップ実践塾レポート

パワーアップ実践塾2009開講

パワーアップ実践塾で問題提起を行う岩田塾長
 日本生産性本部と「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」は14日、女性社員の活躍推進に向けた行動計画の策定と実践を支援する「第1期パワーアップ実践塾」を都内で開講し、企業の人事・総務の責任者15人が参加した。
 冒頭、実践塾の塾長で、同会議代表幹事の岩田喜美枝・資生堂代表取締役副社長が「実践塾の運営は、(1)企業参加型、(2)実践型、(3)社内連動型(社内での取り組みの検討と塾での活動を連動させる)の三つを柱としていきたい。6回の会合を経て、最終的には各社でポジティブ・アクションの行動計画を作成してほしい」と実践塾のねらいや方針を説明した。
 また、女性のキャリアアップの必要性についてふれ、日本企業の女性の活躍度は海外企業に比べ圧倒的に低く、グローバル化対応や企業の競争力強化という視点からも女性の活躍支援が求められていると主張した。
 岩田氏はさらに、企業における女性活躍の度合いは、「女性が子どもができたら退職するのが当たり前」の第1段階、「女性はかろうじて仕事と子育てを両立している」第2段階、「子どもがいてもいなくても女性がキャリアアップし続ける」第3段階の三つの段階に分けることができると指摘した上で、第2段階から第3段階に進むためには、従業員の働き方の見直しと、女性の管理職・専門職を育成するためのポジティブ・アクションに取り組むことが必要だと述べた。
 同本部では昨年9月に、企業の活力維持のためにも、女性社員の活用や管理職登用への取り組みが急務だとの認識のもと、仕事意欲に燃える女性と企業を応援する民間運動である「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」を発足させているが、パワーアップ実践塾の参加者は今後、同推進委員などの支援を受けながら、各社の女性社員の活躍推進に向けた行動計画の策定と実践を行っていく。

生産性新聞 2009年10月25日号より抜粋、組織名・役職名は掲載当時のものです。)